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1999/10/21
藤波孝生氏の上告棄却について(コメント)
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民主党代表 鳩山由紀夫

本日、最高裁は、リクルート事件政界ルートで受託収賄罪に問われ、二審の東京高裁判決で有罪判決を受けた藤波孝生氏の上告を棄却した。これで藤波氏の有罪は確定した。

リクルート事件は、政官財の癒着構造と政治腐敗の象徴であり、国民の政治不信の増大を招く大きな要因となり、政治改革の端緒ともなった事件である。

本日の最高裁の判断は当然のものであると考える。しかし、政治家が襟を正し、国民に政治家、政党の存在を有意義なものと説明するためには、自民党総裁として小渕総理が、自党に汚職で有罪となった議員を抱え、どのように対処しようとするのか。また、藤波氏自身どのように政治的責任をとろうとしているのかが改めて問われる。

民主党は、自民党の金権体質を改めて糾すとともに、厳しくその政治姿勢を追及していく。

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