民主党代表　鳩山由紀夫

本日、参議院長野選挙区補欠選挙の投開票が実施され、民主党公認の羽田雄一郎候補が、長野県民のみなさまの大きなご支持により、大差で当選させていただきました。応援をいただいた県民のみなさま、そしてご支援いただいた多くのみなさまに心から感謝申し上げます。

今回の選挙は、先に再選された自民党小渕執行部、そして自自公連立内閣にとっても、新体制をスタートさせた民主党にとっても、はじめての国政選挙でした。まさにこの選挙は、今後の国政を、そして来るべき総選挙を占う重要な意義をもつものでした。

選挙戦を通じて自民党の取り組みは、政府与党の権力を駆使しての、連立政権に対する信任を賭けた総力戦であったと思います。
しかし、選挙期間中に寄せられた有権者の圧倒的な声は、小渕自民党と自自公連立政権に対する批判と不信の表明でした。

今回の選挙で示された民意は明らかです。それは数合わせによる政権維持、議会制民主主義を軽視した強引な政治手法、旧態依然のバラマキ的な施策の繰り返しによる景気の停滞と失業の増大、福祉の立ちおくれ−という自民党政治に対する不信任の表明に他なりません。

民主党はいただいたご支持を大切にして、国民のみなさまとともに新しい政権をめざす政治姿勢を貫きます。私たちは、小渕連立内閣の無為無策ぶりを厳しく糾し、今回示された民意を国会に反映させるため、一刻も早い解散・総選挙の実施をめざしていきます。