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1999/04/11
統一地方選・衆院3補選結果について(談話)
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民主党代表  菅 直人

選挙結果について、知事選では北海道他の推薦候補が当選を果たしたものの、民主党として最重点で取り組んできた東京都知事候補のはとやま邦夫さんは2位に終わりました。また、衆院補選では東京2区で中山よしかつ候補が民主党の議席を守りましたが、東京15区では準備不足、静岡8区では新人故の知名度不足で議席を得ることができませんでした。選挙戦においてご支持、ご支援いただいた多くのみなさまに心から感謝申し上げますとともに、私たちの力不足で都知事選、衆院2補選で敗北したことを率直にお詫びいたします。

選挙総括についてはこれから議論を深めていきますが、東京都知事選挙に関して言えば、著名な候補者の乱立の中で民主党の主張が必ずしも有権者のみなさまに鮮明に浸透し得なかったことが最大のポイントであると考えます。またそうした傾向が衆院補選に影響を与えたことも否めません。はとやま候補が持てる力を出し切る中で、また青島東京都知事をはじめ多くのみなさまのご支援をいただきながら惜敗したことについて、推薦政党として責任を痛感いたします。

しかし、選挙戦をつうじて申し上げてきたとおり、小渕政権の限界はすでに明らかとなっており、東京都知事選をみてもむしろ自民党に否定的な民意が示されたことは明らかです。また、当選した石原氏が行政の執行者として今後どのような都政を展開するかについて、氏の選挙中の発言を含め重大な関心をもちます。民主党は自治と分権を推進し、平和と福祉の発展を期す立場から今後、議会を通じて都政への責任を果たしていきたいと考えます。

民主党は初めて統一地方選挙に臨みましたが、女性を含め多くの民主党公認・推薦道府県会議員を誕生させていただきました。また、堀北海道知事ほかの推薦知事を得ることもできました。このあとさらに市区町村長、市区町村議会議員選挙が実施されますが、さらに多くの首長と議員を誕生させるため全力を尽くします。今回の選挙でご支持いただいた国民のみなさまのご支援を受け止め、地方の基盤を築き、さらに民主党に対する理解と支持を広げ、必ずや政権交代の実現を期すことを表明いたします。 ご支援に感謝しつつ、さらなるご支持、ご支援をお願いいたします。

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