ニュース
ニュース
1998/09/02
参議院定数訴訟判決に関する談話
民主党政治改革本部
本部長 鹿野 道彦

一、本日、最高裁判所大法廷において、平成七年に行われた参議院通常選挙における最大四・九七倍に達する一票の格差について、合憲の判決が下された。わが党は、一票の格差を是正し、有権者の民意をより正確に反映するべきであるとの観点から、違憲状態であるとの指摘を評価しつつも、その結論には納得できない。

一、本年三月末時点における住民基本台帳の調査によれば、先の定数是正にもかかわらず、参議院における一票の格差は四・七一倍に達している。一票の平等を確保し公正な選挙を行なうために、たとえ法的には明確に違憲とはいえなくとも、早急な定数是正が必要であり、参議院の在り方および参議院選挙制度の改革と併せて、わが党はその実現のために全力を尽くす。

一、衆議院においても、住民基本台帳に基づく一票の格差は二・四倍に達しており、有権者の意思をより正確に反映させるため、選挙区の見直し等による早急な是正が必要であると考える。先般開催された衆議院議員選挙区画定審議会において、このような現状が報告されながら、是正のための発議がなされなかったことは遺憾である。

一、わが党は、国民各層の意見を国政により正確に反映しつつ、政治の主導性を発揮できる選挙制度の確立のため、今後とも検討をすすめていく。
記事を印刷する