民主党幹事長 羽田孜 奥田敬和氏とは、昭和44年の初当選以来、常に行動を共にしてきた文字通りの同志であった。 彼は純粋で、人情味のある男であり、また憂国の士として古武士的な気風を持った人であった。政治の面においては、まさに兄のような存在でもあった。 政界再編に対しては、自民党時代から強い思いがあり、緊張感ある政治が大切で、自民党に代わる二大勢力の必要性を強く訴え、行動してきた人である。奥田氏の死去は現在の日本の政治にとって大きな損失だ。 最後に奥田氏のご冥福をここからお祈り申し上げたい。