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2000/04/20
旧植民地出身の軍人・軍属に障害給付金を支給=議員立法で法案を提出
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民主党は、朝鮮半島や台湾など旧植民地出身者で日本の軍人・軍属として戦争に駆り出された特別永住権を持つ在日外国人に、障害の程度に応じた特別障害給付金と特別遺族給付金を給付する法案を20日、衆院に提出した。

 提出後の会見には、山元勉・山本孝史・中田宏各衆院議員と竹村泰子参院議員が参加。竹村議員は、「対象となる方は少ないが、戦後、本国からも日本からも見放されてきた人びと。彼らの『日本人として戦わせられたのだから、日本人と同じ扱いにしてほしい』との訴えを受け止めたい」と述べた。

 山本議員は「与党も似た内容の法案を準備しているが、戦後政府がこうした方々を放置してきた事実に対する基本的認識が異なり、すり合わせは難しい」と述べ、「問題をこれ以上、長引かせるのは許されない。ぜひ今国会で成立させたい」と意欲を示した。

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