民主党幹事長 羽田 孜
本日、日本国政党代表訪朝団と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)朝鮮労働党代表団は、国交正常化交渉再開に向けた声明を発表したことを歓迎する。
国交正常化交渉は1992年11月以来中断しているが、日朝間の諸課題を解決し、朝鮮半島の平和を構築するには、日朝政府間交渉の早期解決が不可欠であり、その早期実現を政府に強く求める。
政府間交渉で我が国は、日本人の拉致問題の解決、日本人配偶者の里帰りの再開などの人道的問題、及びミサイル・核開発の停止などの安全保障上の問題を提起すべきである。また、北朝鮮への食糧支援再開の検討や両国間の不信の解消、相互理解と友好の発展に向け、誠意をもって努力していくべきである。
以上
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