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2000/02/15
米軍嘉手納ラプコンの日本側への即時返還を求める申入れ
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外務大臣 河野洋平殿

民主党 ネクスト・キャビネット大臣
外交・安全保障担当 伊藤 英成


米軍嘉手納ラプコンの日本側への即時返還を求める申入れ

2月13日午前7時から約2時間余、沖縄本島周辺を管理する「嘉手納ラプコン」が突如機能停止し、またもや民間機の発着におくれが生じ、関係者並びに沖縄県民に大きな不安を与えた。しかも米軍は、今回も那覇空港事務所へは業務停止直前になってしか、連絡してこなかったとのことである。空の安全に重大な影響を及ぼす航空管制業務を米軍が恣意的に連用されることは、断じて容認できない。昨年11月の長時間の嘉手納ラプコン故障、2月4日のANK機と米軍機のニアミスなど、一歩間違えば人命にかかわる大事故に発展しかねない事態を懸念する。よって民主党は昨年11月18日の同様の申し入れに引き続き、あらためて次の事項を速やかに実現するよう強く求める。


一、嘉手納ラプコン(航空機進入管制レーダーシステム)を即時日本に返還すること

一、ラプコンの故障または、業務停止等が万一起きる場合は「日米間の連絡」を迅速 に行い、対処策を講ずること。

一、2月4日の米軍機とANK機のニアミスの事実関係を明確にし、再発防止を徹底する こと。

以上

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