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2000/04/20
官房長官と村上参院会長発言の矛盾を追及〜枝野幸男議員=衆院決算行政委
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民主党の枝野幸男衆院議員は、20日の衆院決算行政監視委員会の分科会で、前首相の入院をめぐる青木官房長官の様々な発表が、自民党の村上参院会長の講演内容と食い違っていることを追及した。

 枝野議員は、「官房長官は、前首相入院直後に臨時代理や後継者の決定のことで動いていないと主張しているが、村上会長は『官房長官と臨時代理について相談した。官房長官は宮沢蔵相に電話で後継首相就任を要請した』と明らかにしている」と指摘。「官房長官の言い分が本当なら、村上会長はウソを言ったことになる。最高幹部である以上、村上会長の処分を考えるべきではないか」とただした。これに対し青木官房長官は、「村上会長の言ったことは知らない。本人から『間違った発言をして迷惑をかけた』と電話があったが、混乱があったことでもあり、いちいち(他の発言を)問い合わせはしない」と答弁。

 枝野議員は、「村上会長はテレビカメラの前でも発言している。官房長官がウソをついたという疑惑をもたれかねない発言をしたのに、そうした人物を参院のトップにするのか」と重ねて追及したが、官房長官は「仲間として残念だ」と答えるだけだった。

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