民主党は29日から2日間の日程で「女性議員ネットワーク会議」総会と全国研修会を開催。全国から女性自治体議員91名が参加し、「国民の生活が第一」の政策の実現に向けて、地方と本部、女性議員同士の連携を強化させていく方針を確認した。
全体会では、馬場裕子東京都議(代表世話人)の総合司会で進められ、冒頭、小宮山洋子男女共同参画推進本部長代理が挨拶。小宮山議員はまず、春の全国統一地方選挙、夏の参議院選挙において民主党の躍進とともに、女性議員が大幅に増えたことを称えた。そのうえで、「政権交代への扉は開いたが、衆議院ではまだ与党が7割を占めている」として、「ともに頑張っていこう」と述べた。また、「女性が活躍している姿が見えないと国民からの支持は得られない」との見解を示し、「国民の生活が第一」の立場で身近なことから取り組んで欲しいと要請。「地方と本部とで連絡をとり、女性議員同士が意見交換をすることでネットワークをさらにパワーアップしていこう」と呼びかけた。
全体会議では、遊佐美由紀宮城県議、小森雅子船橋市議が今年で5回目になる「女性議員ネットワーク会議」の成り立ちからの活動経過、統一自治体選挙・参議院選挙結果を報告。さらに、討議事項として(1)民主党WS基金「Water&Seed/種と水」(2)年間活動計画(3)女性議員ネットワーク会議アピール――を提案した。報告・提案後、各ブロックごとに分かれ、自己紹介、討議事項について活発な意見交換などを行い交流を深めた。
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