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2000/06/15
南北共同宣言を高く評価する(談話)
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民主党代表 鳩山 由紀夫

昨日、韓国の金大中大統領と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記は南北共同宣言に署名した。

今回の南北会談と共同宣言は、分断状態にある両国が統一へ向かう第一歩として歴史的なものであり、高く評価できる。特に、金総書記が適切な時期にソウルを訪問すると表明したことの意義は大きい。今後、両国の交流と東アジアの緊張緩和が進むことを強く期待したい。

日朝関係については、ミサイル問題等の日本の国益を踏まえながら、北朝鮮の変化にも柔軟に対応するという積極的な外交を展開すべきである。日米韓の連携や安全保障面の努力は今後も重要であり続ける。

来る九州・沖縄サミットにおいては、今後の情勢の進展を注視しながら、G8として南北の緊張緩和を後押しする方策を議題として取り上げるべきである。サミット議長国として、アジアで唯一の参加国として、日本が果たすべき役割は極めて大きい。

以上

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