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2000/07/13
サミット外相会議について(談話)
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外交・安全保障担当大臣 伊藤 英成

本日、宮崎で開催されていたG8外相会談が終了した。焦点の一つであった朝鮮半島情勢については、G8各国が、北朝鮮に対し安全保障や人道問題へ懸念を有している日本の立場に理解を示しつつ、南北首脳会談の実現を歓迎し、地域の緊張緩和に期待を表明したことを率直に評価したい。

世界的な課題として、わが国が提唱していた小型武器の規制を含む紛争予防(宮崎イニシアティブ)や核不拡散などについて、一定の合意を見たことは重要であり、わが党がサミットで取り上げるべきと強く主張していた国連改革に対しても、安保理を含む国連システムの改革・強化・効率的改善にコミットしていく姿勢が明示されたことを歓迎する。

引き続き積み残した問題について、関係各国による真摯な取組みを期待するとともに、今回の合意を受けて、来る21日から開催される沖縄サミットにおいて、各国首脳による率直な意見交換によって、世界的な諸課題が、具体的な解決に向けて前進することを期待する。

以 上

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