外交・安全保障担当大臣 伊藤 英成
報道によると、ユーゴスラビアの首都ベオグラードでは、連邦大統領選挙(9月24日実施)を無効とした政府に対し、民主野党連合支持者が大規模な反政府集会を開き、政府との激しい衝突に至ったとのことである。
選挙結果で示された国民の意思をないがしろにしたミロシェビッチ政権の非民主的な姿勢を強く非難する。
民主党は、世界の火薬庫とも言われるバルカン半島の平和と安定という観点から、コソボ支援に積極的に取り組むなど、ユーゴスラビア情勢に強い関心を持って注視してきた。現在の混乱した事態を深く憂慮するものであり、一日も早く、ユーゴ国民による民主的な政権が樹立されることを強く望むものである。
以上
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