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2007/08/30
【女性議員ネットワーク会議】コミュニケーションスキル研修「アサーティブネスを学ぶ」
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 民主党「女性議員ネットワーク会議」2日目となる30日午前、「アサーティブネスを学ぶ」と題して全体研修会が開催された。

 はじめに、遊佐美由紀宮城県議が1日目の課題であった(1)年間活動計画(2)女性議員ネットワーク会議アピールについて討議結果を報告、一同の承認を得た。

 続いて、森田汐生氏を講師に迎えて、コミュニケーションスキルアップ研修として「アサーティブネス」を学んだ。「アサーティブネス」とは、1960年代にアメリカで生まれた概念であり、日本訳語で「自己主張すること」。森田氏は「自己主張と言っても単に自分の意見を押し通すことではなく、自分の要求や意見を相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することを意味する」と述べ、「アサーティブネス」を実行することにより、様々な違いの中でも、対話により共存できることを強調した。

 講義では、それぞれアンケートに答えたり、隣同士で意見交換をしたりと実践的な要素も多様に行われた。日常生活に見られるコミュニケーションパターンの具体例も紹介され、参加した女性議員たちは、自身の行動を思い浮かべながら時折うなづいたり笑ったりと、熱心に聞き入っていた。

 最後にロールプレイを体験した伊藤ひろえ米子市議は、数年前には自己主張できなかったことがアサーティブの要素を取り入れることで主張できることを実感。無理せずに自分の気持ちを言葉にし、「自分をもっと大事にしていきたい」と感想を語った。相手役を務めた井上紀代子宮崎県議も、「自分の意見が通らなくても、相手の誠意が伝わり気持ちよく受け止められた」と感想を述べ、「アサーティブ」の効果を伝えた。

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