鳩山由紀夫代表は25日午前、スイスで行われる世界経済フォーラム年次大会(ダボス会議)に向けて成田を出発した。古川元久国際交流委員長が同行する。28日(現地時間)まで滞在し、「日本の未来へのシナリオ」と題したディスカッションに参加し、英語で討論するほか、各国の政府首脳や経済人と会談する予定。
鳩山代表は24日の記者会見で、ダボス会議について「政治の停滞を日本経済の停滞に結び付けたままでいいのか。新たな政治を起こすことで活性化できるといった視点で、民主党の考えを述べたい」と心境を説明。金融問題の具体的な解決策や、民主党が掲げる財政健全化の道筋・構造改革IT政策などに関して議論をすすめたいとの考えを示した。森総理をはじめ日本の政治家が数人参加する中、「それぞれの政治家が日本の姿をどのように描いているかを見ていただく絶好のチャンスだ」と期待感を表した。
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