外交・安全保障ネクスト大臣　伊藤　英成

昨日、在沖縄米軍のトップであるへイルストン四軍調整官が、部下宛の電子メールで、沖縄県議会の海兵隊削減を求める決議を批判し、稲嶺知事らを「頭の悪い弱虫」などと中傷していたことが明らかになった。

沖縄において米軍兵士の不祥事が続発している以上、綱紀粛正の徹底に取り組むことは評価するが、私信ではあれ、電子メールで知事らを中傷することは、沖縄県民の感情を逆撫でするものであり、沖縄米軍のトップの意識がこうでは、公式の謝罪に説得力はない。謝罪が真摯であることを証明するには、不祥事の根絶以外にない。

民主党は、沖縄米軍のトップである調整官の軽率な言動に猛省を促すとともに、改めて、このような発言を許す土壌となっている日米地位協定の改定も含む在日米軍基地の態様等について、不断の見直しをもとめていく。

以上