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2001/06/19
田中外務大臣とパウエル国務長官との会談に関して(談話)
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民主党 ネクスト・キャビネット
外交・安全保障NC大臣 伊藤 英成

18日ワシントンで田中外相とパウエル国務長官の初会談が行われた。今回の田中外相の訪米目的は、月末の小泉総理訪米の地ならしと位置付けられているが、実際はアーミテージ国務副長官との会談キャンセル問題、ミサイル防衛構想批判問題、日米安保体制からの「自立」発言問題などから、米側の不信感を取り除くことに最大の目的があったと思われる。

田中外相とパウエル国務長官との会談では、田中外相から米国の京都議定書離脱問題、在日沖縄米軍基地の諸問題、ミサイル防衛構想問題等について言及し、日本の立場を説明したとされている。

しかしながら、田中外相とパウエル国務長官との会談は、わずか40分程度の時間しかなく、何処まで深く議論され、日米間の問題意識を共有できたかは疑問である。ミサイル防衛構想に関しても、どの程度説明を受けたか疑問であり、また対中政策や朝鮮半島情勢などの問題についても議論されたとは報道されていない。今回の会談は初顔合わせということで終わった感は否めない。

以上

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