民主党 ネクスト・キャビネット
NC外務大臣 鹿野 道彦
17日、北朝鮮赤十字会は、99年の日朝赤十字会談で合意した「日本人行方不明者」の消息調査を全面的に中止すると発表した。
今回の北朝鮮の発表はあまりに一方的である。日朝国交正常化交渉が中断し行き詰まっている中、行方不明日本人の安否に関わる人道的に極めて重大な問題であり、ご家族・関係者のご心痛は察するにあまりある。
日本政府は、強引なコメ支援までしたが、日朝交渉はまったく進展しておらず、日朝関係がさらに冷え込む憂慮すべき事態である。拉致疑惑などによる国民感情に深く配慮し、速やかに外交努力を展開するとともに、粘り強い交渉を継続するよう、日本政府に対し強く求める。
以上
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