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2000/02/10
国会議員の産休制度について(談話)
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民主党 ネクスト・キャビネット大臣
男女共同参画・人権・総務担当 千葉 景子

 自民党参議院議員橋本聖子さんのおめでたの報に接し心よりお慶びもうしあげます。

さて、国会議員の立場にある橋本議員が、議員活動を続けながら出産されることは、各方面に数々の波紋を投げかけています。

 その一つは、国会議員には産休制度がなく、産前、産後の休みを如何に扱うかという問題です。

 雇用関係が存在しない国会議員という身分に民間労働者などに適用される産休の概念が当てはまらないこともありますが、出産という当たり前のことが女性議員が少数であったということもあり、全く考慮の外にあったことも事実です。

 現在、市町村議会では、一部には女性議員が30%を越えるところもあり、女性地方議員の間では、産休を会議規則に盛り込むことや、産休中も議会に対し書面で意思表示できる仕組みをつくる動きもでてきました。

 諸外国においても数多くの国で、国会議員の産休制度が定められております。

 民主党は、これまでも男女共同参画社会の確立に向け、仕事と家庭の両立支援策等、積極的に取り組んでまいりましたが、今後も国会議員のみならず、地方議会議員、公務員特別職等を含め、すべての男女が持ちたいときに、子どもを生み育てることができる社会をめざし、産休、育休、保育制度等の施策の充実整備に向け、検討を進めてまいります。その一環としてこのたび、衆参両院規則の改正を提起するものです。 

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