民主党文部科学ネクスト大臣 山谷えり子
本日、文部科学省の教科書検定結果が出され、中学校社会科の歴史的分野及び公民的分野の教科書についてそれぞれ8点ずつの申請があり、8点すべてが合格になった。
これまで民主党は文部科学部門会議のもとに「教科書問題ワーキングチーム」を設け、わが国の教科書検定制度のあり方、歴史認識、教科書採択制度の3点を中心に、精力的に議論してきている。教科書問題検討ワーキングチームでは今回の文部科学省の検定結果を受けて数日中にコメントとして発表する予定である。
日本が教科書検定制度をとっている以上その結果を尊重すべきであると思う。
本来表に出るはずのないいわゆる白表紙本が、外へ出てしまったことは遺憾である。
教育がいろいろと問われている時代にあって、検定・採択などのあり方やさまざまな問題については広く国民が関心を持っていくことが大切である。また、教科書が無償で配布されている現在では、親や地域の人々などが教科書の内容にあまり関心を持たないことも問題ではないか。図書館などで多くの人が教科書を読み、もっと関心を持ってもらったほうがいいのではないか。
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