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2000/05/19
文部省の「今後の教職員定数の改善に関する基本的な考え方」に対する談話
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民主党 教育・科学技術担当NC大臣 松沢成文

本日、文部省は「今後の教職員定数の改善に関する基本的な考え方」を発表した。

 これによれば、学級編成の基準を現行の40名に維持し、フルタイムの教員に代えて非常勤講師を活用することを内容としているが、多くの問題点を有している。 
国が学級編成の基準を40名に定めている限り、小人数学級編成の財政的負担は地方自治体に課されることになる。

また、責任をもって教育にあたるには、非常勤ではなくて、フルタイムの教員が望ましいのは言うまでもない。

教員の持ち時間も現行が維持されることになっているが、総合学習の導入などを考えた場合、さらなる教員の負担増が予想される。

 昨今の教育現場の荒廃や少年犯罪の多発により、教育の重要性が改めて問われている今においてもなお文部省は小手先の施策で済ませようとしている。
民主党は今後もきめ細かな教育の実現を目指して、30人学級の早期実現と教育環境の改善を求め、抜本的な教育改革を断行する。

以上

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