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2003/03/06
坂井隆憲議員の逮捕許諾請求を受けて(談話)
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民主党幹事長 岡田 克也

 東京地検特捜部が政治資金規正法違反容疑で東京地裁に坂井隆憲衆議院議員の逮捕状を請求したことを受け、内閣は本日、衆議院議長に対して坂井議員の逮捕許諾請求を行った。

 現職国会議員に対する逮捕許諾請求という事態に至ったことは極めて遺憾であり、国会として速やかに手続きを進めて全会一致で許諾を議決すべきである。同時に、坂井議員は直ちに議員を辞職すべきである。

 この度の事件については、なぜ巨額の資金が提供されていたのか、坂井議員だけにとどまるものなのかなど、不明な点が多い。事件の背景などを含め、国会の場で全容解明に全力を挙げたい。

 自民党にとっては、昨年の鈴木宗男議員に続き、同党所属であった議員に対する逮捕許諾請求であり、あらためてその金権腐敗体質が浮き彫りとなった。にもかかわらず、相変わらず他人事を決め込み、自ら約束した政治資金規正法の改正強化すら実現できない小泉総理の責任は重大である。

 民主党は、大島農水大臣の疑惑、自民党長崎県連事件、小泉総理自身にかかわる疑惑をはじめ、次々に明らかになる自民党の疑惑を厳しく糾していくとともに、4党で共同提出している、公共事業受注企業等の政治献金禁止を柱とする「政治資金規正法改正案」の成立に全力を挙げていく。

以上

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