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2002/12/24
「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」報告書について(談話)
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民主党 政策調査会長 枝野 幸男

 民主党は、追悼・平和祈念の問題について、従来から国会論戦などの機会を通じて、国立追悼施設構想を推進すべきであると提唱しており、党内でも靖国問題ワーキングチーム等を設けて議論を重ねてきた。このような観点から、民主党は、「国を挙げて追悼・平和祈念を行うための国立の無宗教の恒久的施設が必要である」とする本 報告書の方向性を支持する。

 ただし、首相の靖国神社公式参拝問題に一切触れられていない点や、大戦後の平和 維持活動での死没者までを含めて対象者としている点など、さらに議論・検討を深め るべき点も散見される。

 今後は、こうした点の議論をさらに進めるとともに、小泉総理自身が本懇談会を発 足させた経緯に鑑み、国立追悼施設の建設推進に向け、内閣をあげて、誠意を持った 対応をすべきである。

 民主党は、本報告書を十分に参考にしながら、違憲の疑いを持たれることのない、 非戦平和を誓う無宗教の国立追悼施設実現に向け、さらに検討を深めながら政府に強 く働き掛けていく。

以上

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