民主党の熊谷弘幹事長代理は27日の定例会見で、一部の新聞が小沢自由党党首と会談したとの記事を掲載したことについて「そうした事実はまったくない」と否定。選挙協力についても「民主党の選挙準備は着々と進んでおり、不可能だ」と明言した。
熊谷幹事長代理はさらに、英『フィナンシャルタイムズ』紙が、昨年日本では2年続けて自殺者が3万人を超え、過労死も1万人に達すると報道していることを取り上げ、「社会の深いところで悲惨さと病がまん延している」と指摘。「未来を明るく語れるよう、民主党は選挙戦を勝ちぬかねばならない。森内閣は日本の21世紀を託すのにあまりにおそまつだ」と政権奪取の決意を強調した。
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