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2002/08/15
終戦の日にあたって
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民主党代表 鳩山由紀夫

本日、57回目の終戦の日を迎えました。

8月15日は、先の戦争によって亡くなられた人々を追悼し、今日なお残る戦争の傷跡に思いを致す日です。国民の皆さんと一緒に、先の戦争の犠牲となられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。

21世紀を迎え、戦争犠牲者を追悼し、平和創造を誓うための新しい場が必要になっています。私たちは、日本人ばかりでなく、世界中の人々がこだわりを持たずに集える無宗教の国立墓苑をつくることを提案していますが、今後その実現に向けて努力を倍加させていく決意です。

8月15日は、世界平和をより確かなものにするための決意を改めて示す日でもあります。しかし、平和を脅かす暴力や紛争は依然として後を絶ちません。

昨年9月11日の同時多発テロ以降、テロリズムという暴力の形態が新しい現実の脅威として認識されるようになりました。中東やカシミールなどでは連日、暴力の連鎖が続いています。また、米国で核戦略を見直す動きが見られる中、日本政府首脳が非核三原則見直しとも受け取られる軽率な言動を取るなど、今日の世界は、必ずしも平和への道を順調に歩んでいるとは言えない状況にあります。

このような情勢を見渡した時、日本において民主党が果たすべき役割には極めて重いものがあります。民主党は、自国の安全保障に責任を持ちながら、世界の平和と繁栄のために最大限の努力を払うことを、本日改めて約束します。

以上

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