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2002/04/09
加藤紘一議員の議員辞職について(談話)
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民主党幹事長 菅 直人

これまでわれわれは、加藤議員は指摘されている疑惑について国会の場で説明した上で対応すべきであると主張してきたが、本日行われた参考人質疑のなかで、加藤議員は自らの社会的・政治的・道義的責任を認め、議員を辞職する意思を表明した。一連の疑惑によって、国民の政治に対する信頼を著しく損ねた加藤議員の責任は重大であり、自ら議員辞職するという判断を下したことは当然のことと考える。

ただし、本日の参考人質疑における加藤議員の説明だけでは決して十分とは言えない。議員を辞職したといえども説明責任は免れ得ず、われわれは、引き続き疑惑の全容解明を求めていきたい。

一方、鈴木宗男議員が、多くの疑惑を指摘されていながら、いまだに議員の職に居座り続けていることは、断じて許し難い。鈴木議員は、辻元前議員と加藤議員の判断を重く受け止め、自ら議員を辞職すべきである。

われわれは引き続き、鈴木議員の再喚問と辞職勧告決議案の本会議上程を強く求めていくとともに、あっせん利得処罰法や政治資金規正法の改正強化など、政治倫理の確立に全力を挙げていく。

以 上

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