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2000/02/10
盗聴法の廃案を求めていく〜民主党「ビデオ・メッセージ」より
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民主党司法ネクスト大臣  江田 五月


 解散総選挙の年ということもあってか、通常国会は冒頭から大荒れですね。

 とにかく、自由党の小沢さんたちが政権を離脱するとごねる、これを何とかなだめる、そのためだけと言っていいでしょうね、定数削減。あんなに無茶苦茶をやるわけですから。やはり自自公は数の力を頼んで何でもありでやってくるというので、これを許すわけにはいきません。

 ところで、司法の関係ですが、司法制度改革、前回お話しをしましたが、審議会の方がペースを早めています。私たちは法曹一元とか倍・参審の実現とか、こういうことをやらなければいけないと思っていますが、どうも審議会の方は法曹養成から入るというので、これは余程しっかりと尻をたたいていかないと法曹一元の議論に向かわないかも知れません。頑張りたいと思います。

 それから去年の通常国会の盗聴法。あれはひどいですね。その後、神奈川県警だけでなく日本中の警察が無茶苦茶ということになっていまして、ついに年が明けて関口警察庁長官が辞任ですが、それも責任を認めてというかたちではないんですね。こんな事ではいけないんで、盗聴法は、ああいう警察に私たちの電話を聞かれてはかなわんというので廃止をする。そういう方向を明確に致しました。

 あと憲法調査会。私が事務局長をやってますが、これもこれからいよいよ議論が始まるという事になりました。

 ひとつみなさんのご支援よろしくお願いします。

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