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2001/09/25
高祖参議院議員の議員辞職にあたって(談話)
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民主党幹事長 菅 直人

 本日、先の参院選で大量の逮捕者を出した選挙違反事件の責任をとるとして、高祖議員が辞職した。議員辞職は当然のことであり、むしろ遅すぎたと言わざるを得ない。

 この事件は、自民党の政官癒着選挙の象徴であり、官僚が既得権益の擁護のために組織的に関与した極めて悪質な事件である。また、公務員としての地位を利用した、すなわち国民から与えられた権限を濫用した事件であり、その責任者である片山総務相ならびに小泉首相の責任も免れ得ない。

 小泉首相が本当に「自民党を変える」のであれば、まずは政府・与党に調査機関を設置し、総務省・郵政事業庁の関与を含め、真相解明を行うとともに責任の所在を明らかにすべきである。

 民主党は、高祖議員の辞職ですべてが解決したとは考えていない。まもなく始まる臨時国会で、このような自民党の政官業癒着の構造を厳しく追及するとともに、本事件の真相解明に全力を挙げる。

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