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2001/07/30
参議院選挙結果を受けて
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民主党

本日、第19回参議院議員選挙の結果が判明致しました。民主党は、選挙区公認18名、選挙区推薦2名、比例区8名を当選させることができました。ご支援いただきましたみなさまに心からお礼を申し上げます。

今回の選挙は、民主党にとって「小泉ブーム」ともいうべき大変厳しい情勢の下での戦いでありました。そうした中でも、候補者、各組織、支持者が厳しさを噛み締め全力を挙げたことにより、後半戦では追い上げムードも見られました。この結果として、次期総選挙に向けた戦いの基盤は確保できたのではないかと考えています。

また、この逆風の中で善戦健闘し、改選議席を大きく上回ったことは、民主党に対し将来の政権交代を期待する国民の声が根強くあることと真摯に受け止めています。

このたびの選挙で、民主党は、改革の具体的内容を明示し、併せて改革に対するセーフティネットの確立を提案するとともに、「小泉自民党政権では構造改革はできない」と国民に強く訴えてきました。これに対して、選挙期間中始終その改革の中身を曖昧にし続けた自民党と小泉総理でしたが、民主党は自らの公約の履行はもとより、政府・与党が国民の信頼を損なうことのないよう厳しく監視してまいります。

選挙区選挙においては野党の選挙協力を推進しましたが、三重選挙区で大きな力を発揮したものの、総じて十分な効果を挙げることができませんでした。しかし連立時代にあって政党間共闘の推進は不可欠であり、民主党は引き続き院内外における協力を追及してまいります。

非拘束名簿式では多くの教訓を残しました。民主党は制度導入に反対しましたが、この制度によって政官業の癒着選挙が激しさを増したことは明らかです。民主党は引き続き制度の矛盾と国民の選挙参加の推進を旨とした選挙制度改革を追及していきます。

民主党は、この選挙結果を受け止め、党執行部はもとより全党一丸となって実りある選挙総括をすすめて、政権交代賭した来るべき総選挙に向け必勝の態勢を築いていく決意です。

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