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2002/01/23
野党外交でアフガン支援会議成功に貢献〜鳩山代表会見
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 23日、民主党の鳩山由紀夫代表は定例会見を開き、アフガニスタン復興支援会議、あっせん利得処罰法改正などについて見解を明らかにした。

 鳩山代表はまず、21日から2日間、東京で開かれたアフガニスタン復興支援国際会議について、「(アフガン暫定行政機構の)カルザイ議長が出席して成功裏に実現され、大変よかった」と述べた。

 鳩山代表は、昨年末にアフガンを訪問した際、復興支援会議への出席を決めかねていたカルザイ議長を「全力で頑張っている姿を世界に見せることが何より大事だ」と説得し、今回の議長の来日を実現させた経緯がある。

 代表は22日夜にカルザイ議長と再会し、「日本に来て本当によかった。あなたのおかげだ」と言われたことを紹介、「その言葉を聞いて、胸にジーンときた。これからも、こういう外交をやっていきたい」と感想を語った。

 また、外務省が復興支援会議への有力NG0の参加を拒否した問題で、「その後オブザーバー参加が認められたことはよかったが、政府がいまだに官尊民卑の発想から抜けていないことは残念だ」と外務省の対応を批判。さらに「アフガンでも復興に一番努力しているのはNGOだ。特に女性の頑張りがすごい。日本ではNGOの活動に対する評価が信じられないほど遅れている」と指摘した。

 通常国会の当面の課題では、あっせん利得処罰法改正問題に言及。自民党の加藤元幹事長の私設秘書による脱税疑惑に関連して「成立当時から“ザル法だ”と批判してきたが、それが実態として事実であることがわかった」と指摘し、私設秘書を対象に加える形での改正が当然だとの考えを述べた。

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