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2000/04/28
3月の完全失業率はひきつづき過去最悪(談話)
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民主党ネクストキャビネット
雇用社会保障大臣 今井 澄
労働担当副大臣  直嶋正行


本日発表された本年3月の完全失業率は、2月に引き続き過去最悪の4.9%であり、改善の兆しは見られない。男女別失業率では、男女ともに0.1ポイント悪化していることから、4.9%という統計数値には現れない失業実態は、2月より悪化しているといえる。
完全失業者数も349万人であり、僅か1ヶ月間で22万人が失職したことになる。

政府が好転を強調する有効求人倍率は、たしかに僅か0.01ポイント上がっているが、問題は、求人が25歳から44歳のいわゆる「働き盛り」に集中し、その反面、中高齢者は極めて低い水準のままとどまっていることである。

また、非労働力人口も前年同月比にして85万人も激増している。職を求めてもなかなか見つからない中で、求職意欲喪失者が労働市場の外に去っていった結果であり、憂慮すべき事態である。

森総理は、再三にわたって、「雇用対策に万全を期す」と表明しているが、一向に具体策を打とうとしていない。一刻も早く、無策を改め、国民の雇用不安の払拭を図るべきである。

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