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1997/10/06
三党幹事長声明
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一、
新進・民主・太陽の三党は、今国会を政治倫理国会と位置づけ、政治不信の解消と政治倫理の確立に全力をあげる。

 政治不信の解消は、今日の政策不況を克服し、行財政改革を行う前提である。

 よってわれわれ三党は、泉井証人喚問を実現すべく予算委員会の開会を求めてきたが、自民党はいまだこれを明確にせず、予算委員会を強行しようとしている。喚問を拒否していることに対し、われわれは強い疑念と怒りをもつものである。

一、
橋本総理は「佐藤孝行前総務庁長官任免問題」で政治倫理の欠如を国民に厳しく指摘され、世論を騒がせたことをおわびしただけで反省も具体的な責任も明確にしていない。

 したがって、反省と責任を明らかにしようとするならば、自民党総裁として泉井証人喚問の実現に誠意あるリーダーシップを発揮するべきである。

一、
われわれ三党は、自民党の疑惑隠しを許すことなく、国会の果たすべき重要な役割を認識し、まず国会での泉井証人喚問を実現することによって、国民の政治不信解消につとめ、早期に当面の深刻な不況対策をはじめ内外の山積する重要課題を徹底的に審議することを確認する。

新進党 幹事長 西岡 武夫
民主党 幹事長 鳩山由紀夫
太陽党 幹事長 畑 英次郎

 平成九年十月六日

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