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1999/12/17
MOX燃料の検査データねつ造についての談話
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民主党ネクストキャビネット
消費者・産業大臣 足立 良平

 関西電力高浜原子力発電所4号機用のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料に関して、製造元の英国核燃料会社(BNFL)が検査データをねつ造していたことが明らかになった。資源エネルギー庁は、関西電力が先月提出した最終報告書を「妥当」とした判断を撤回し、調査や指導が足りなかったことを認めた。

 かかる事態はわが国の原子力発電に関わる重大な問題であり、事態を重く受けとめている。政府及び関西電力の関係者が検査データを完全に検証できず、データねつ造を見逃したことは極めて遺憾である。

 わが党は、関係者に対して、今回の燃料データねつ造についての原因を徹底的に解明するとともに、MOX燃料等に関する総点検・調査を実施し、再発防止策に万全を尽くすよう要求していく。さらに、本件の事情をさらに明確にするために国会における閉会中審査を要求していく。

以上
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