トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2002/01/31
【参院予算委】内藤議員、鈴木宗男氏のNGO恫喝を追及
記事を印刷する



 31日、参議院予算委員会で民主党の内藤正光議員が質問に立ち、田中外相の更迭についての政府の考えを質した。

 内藤議員は「世論調査の結果、外相更迭は不当だとする国民は59%で、多くは納得していない。そもそもどこに瑕疵があったのか」と福田官房長官に迫った。NGOのアフガン支援会議排除を撤回させた外相はむしろ賞賛に値するとした上で、小泉首相が言うように「言った言わないで国会を混乱させた」ことが更迭の理由なら、早期収拾を図らなかった首相自身にこそ責任があると批判。

 また、何ら真相究明もせず、罷免か依願免職かもあいまいなままとにかく辞めさせるというのは、まさに“臭いものにフタをしろ”的な発想ではないか、と厳しく指摘した。

 さらに内藤議員は、外務省に批判的な意見を述べたNGOに対し、鈴木宗男議員が「今後はODA予算はつけない」などと恫喝ともいえる発言をくり返していた問題を追及。国際社会におけるNGOのあり方へも影響を及ぼす、許しがたい越権行為だ、と強く糾弾した。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.