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2007/09/26
政治空白を生み税金浪費した与党に早期の国会審議を要求 簗瀬参院国対委員長
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 簗瀬進参議院国会対策委員長は26日午後、国会内で会見を行ない、昨日福田内閣が発足したことについて、「この国会を空転させ、貴重な国民の税金を自民党の総裁選で浪費させたことについて誠に遺憾に思う」と痛烈に批判した。

 また与党側から「10月1日に所信表明を行いたい」との申し入れがあったことに対して、簗瀬参院国対委員長は「この政治空白と国家予算のムダづかいをなくすためにも福田首相は直ちに所信表明を行うべきだと我々は訴えている」としたうえで、野党国対委員長会談を行い、今後の対応を図ることを報告した。

 さらに、所信表明を受けて参議院で行われる代表質問は、輿石東参議院会長、大石正光参議院副会長、相原久美子議員らがそれぞれ行なう予定であることを報告。

 続いて簗瀬参院国対委員長は、参議院の主戦場となる民主党提出の議員立法についても「法案提出の予定は何本かあるが、提出の手続きについては、政調と国対が両輪となって進めていく」と述べた。

 最後に簗瀬参院国対委員長は、予算委員会の開催について、衆参ともに少なくとも5日間は要求していくと報告。その中で「政治空白を作った責任を追及し、政治とカネについて問題のある閣僚にもメスを切り込んでいく。さらに一番大事なのは福田首相が、どのような考えで総理大臣になったのかしっかりと国民の前に明らかにすることである」と、あくまでも国民の側に立ち、信を得られる政治を行なっていく決意を語った。

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