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2007/09/27
福田内閣は中途半端内閣 菅代表代行が記者会見で
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 菅直人代表代行は、27日午後の定例記者会見で、福田内閣を国民への明確なメッセージ、この国をどうしようとするのかがはっきりしないことを理由に「中途半端内閣」と批判した。

 また、小泉改革を継承、間違っていないと言いながら、高齢者の医療負担を凍結するとしたりしている点、安倍政権の閣僚を引き継でいる点なども理由に挙げた。

 こうした福田内閣に対して、民主党は今国会をマニフェスト実現のためのスタートと位置づけ、国民と約束した三つの約束である「年金」「子育て」「農業」の政策を法律
の形でこの国会で提出、全体像を示していく考えを表明した。

 特に年金に関して、年金保険料流用禁止法案だけでなく、抜本的な制度改革(一元化、基礎部分の税方式)の法案を提出するとした。

 さらに、法案提出のメドを10月中旬と述べた。

 こうして全体像を示すことで、安倍内閣から福田内閣への擬似政権交代ではなく、本格的な政権交代を果たしていきたいとした。

 自衛隊の給油活動に関する質問に対しては、給油がキティーホークに対して行われ、対イラク戦で使われ、提供していたガソリンの量が実際には当時の政府答弁と異なっていた問題もあり、これが事実だとした場合、明確な法律違反であり、「国民、国会を騙したことになる。約束を破って行動したことになる」として、これらの情報開示が議論のスタートになるとの見解を示した。

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