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2007/09/27
日米関係の成熟化で一致 小沢代表が元駐日米大使と会談
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 小沢一郎代表は27日午後、党本部で来日中のモンデール元駐日米大使(元米副大統領)と会談、日米関係の在り方について意見を交換した。その中で小沢代表は、テロ特措法の延長問題などを念頭に「最近、私の主張についていろいろ誤解があるようだが、日本はこれまでのように米国に全て依存してやっていくのではなく、米国にとっても頼りになる同盟国にならなければならない、というのが私の考えだ。米国に全て任せるのではなく、日本も国際社会で役割をシェアしていかなければならない」と述べ、日米両国が対等の同盟関係を築いて国際社会の平和と安定を図っていくべきだとの考えを明らかにした。
 
 また、小沢代表は、米国に対する同盟国としての希望として「米国は日本の最大の友人だ。それだけに、国際社会のリーダーとして孤立主義に陥らないで、リーダーはリーダーとしての資質をもって指導してもらいたい」と述べ、米国が国連をはじめ国際社会との協調をより重視するよう要請した。
 
 それに対し、モンデール氏は「全く同じ意見だ。私も賛同する。それは日米関係の成熟化ということであり、両国が真のパートナーになるということだ」と同意し、小沢代表も「その通りだ」と意見の一致を確認した。

 そのほか両氏は、(1)近年、急減している日米間の留学生の拡大に努力する(2)ODAをはじめとする日本の対外援助が大幅に減ってきていることは、国際社会における日本の役割を低下させているので、その回復に努める――ことで意見が一致した。

 この会談は、モンデール氏が「非公式に率直な意見交換をしたい」と求めて行われたもので、会談の最後にモ氏は「参議院選挙での勝利についてお祝いを言うことができてよかった」と述べ、民主党の勝利を祝福した。

 

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