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2007/09/28
細川ネクスト法務担当が鳩山法相に厳重抗議
――「死刑自動化を民主党も応援」発言で
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 鳩山邦夫法相が27日に自らの「死刑執行の自動化」論について「兄も賛同してくれた。民主党も応援してくれている」などと記者団に語ったことに対し、民主党『次の内閣』法務担当の細川律夫衆議院議員は28日、記者会見で「民主党が法相発言を応援しているかのごとき虚偽の発言を行ったことは、公党を愚弄し侮辱するもの」と厳しく抗議し、国会の場で正式に謝罪し発言を撤回するよう求めた。

 細川議員の発言内容は次の通り。

 鳩山法相は昨日、再任直前に発言した「死刑の自動的執行」に関連して、視察に同行した記者団のぶら下がり取材の中で「昨晩兄にも電話で話したら賛成してくれた。民主党も応援してくれている」などと語ったという。「死刑の自動的執行」論自体、死刑という刑の重みゆえに現行刑訴法が法相の命令をその執行の要件としていることへの無理解、法相の職責の重大さについてのまったくの無自覚を露呈したものと言わざるを得ないが、さらに民主党の名前を勝手に引き合いに出して、民主党が法相発言を応援しているかのごとき虚偽の発言を行ったことは、公党を愚弄し侮辱するものであり、断じて許すことはできない。

 この件について鳩山法相は、本日の閣議後の会見の中で「兄は民主党幹事長としてではなく、一政治家個人として死刑制度の存続の必要性について賛同したもの」等と弁解したようだが、民主党に対する愚弄、侮辱発言を謝罪し撤回したわけではなく、何の弁解にもなっていないことは明らかである。

 以上のことから、民主党『次の内閣』の法務担当である私から、鳩山法相に対して厳重に抗議するとともに、国会の場で正式に発言の謝罪と撤回を行うよう求める。

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