平田健二参議院幹事長は2日午後、国会内で記者会見を行った。
冒頭、平田参院幹事長は、昨日行なわれた福田首相の所信表明演説について「しゃれもない、華もない、飾る言葉もない所信表明だった」と何も心に響かない演説であったと評した。
また平田参院幹事長は今国会に向けて、10本程度の法案提出を検討していることを明らかにし、「国民生活に関わる課題が山積しているが、我々は福田自公政権と堂々の政策論争をしていきたい。また法案提出についても国民の期待に沿えるようにスピード感を持って取り組んでいく」と抱負を語った。
続いて平田参院幹事長はインド洋の給油活動に関して、与党側が新法の法案作成に着手し、民主党との協議を模索していることに対して、政党間の協議という閉ざされたものではなく、目に見える開かれた場での話し合いであれば応じる姿勢を見せた。
さらに南北首脳会談の開催について、平田参院幹事長は「この会談で拉致と核の問題が良い方向に進むことを期待する」との見解を示した。
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