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2007/10/02
特定肝炎患者へ医療費の助成を 特定肝炎対策措置法案を提出 
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 直嶋正行政調会長らは2日午後、特定肝炎患者へ医療費の助成を緊急に行なう、「特定肝炎対策緊急措置法案」を参議院に提出。法案発議者の福山哲郎参院政審会長、家西悟、櫻井充、松野信夫、梅村聡参議院議員らが同行し、提出後には会見を行なった。

 家西議員は法案提出にあたり、「国の責任によってもたらされたB型・C型肝炎について患者に対する責務は、国の責任において医療費の助成を緊急に行うべきである」との趣旨を説明。

 また、家西議員は現在全国でB型・C型肝炎の感染者は推定350万人とされている中で、インターフェロン治療を受けている方は年間5万人しかいない現状を説明。インターフェロン治療を行なえば約6割の患者が完治すると言われているにもかかわらず、治療を受けられない主な理由は経済的なものであることを指摘。患者の医療費負担を軽減し、肝炎、肝硬変への進行を止めることを目的とすると述べた。

 さらに家西議員は、日毎に約120人のC型肝炎の患者が亡くなっている現状を踏まえ、一刻も早く法案を提出し、早期成立することを目指す考えを述べた。

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PDF 特定肝炎対策緊急措置法(案)
PDF 特定肝炎対策緊急措置法案要綱
PDF 肝炎医療費助成法案について−特定肝炎対策緊急措置法案の概要−
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