トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/10/04
「沖縄戦の教科書検定に関する決議案」提出を確認 野党国対委員長会談
記事を印刷する



 国会内で4日夕、国会内で野党国対委員長会談が開かれ、終了後に安住淳国対委員長代理が会見を行なった。

 安住国対委員長代理は、沖縄戦における集団自決を日本軍が強制したとの記述が教科書検定で削除された問題に関し、記述を復活させるよう求める国会決議案を、共産、社民党に提案したことを報告。

 加えて、委員長代理は同決議案の方向性や考え方について共産、社民両党の賛同を概ね得られたとの感を示し、明日5日、同決議案を参議院の議院運営委員会に提出するとともに、衆議院では筆頭理事間協議で提案し、両院とも全会一致の賛同を求める手続きをとることになったと述べた。

 代わって川内博史国対副委員長が、同決議案の趣旨を説明。(1)沖縄戦の記述に関して、検定結果の中立・公正性に疑義が生じているため、再度、検定調査審議会で検討すること、(2)教科書検定手続の改善を図ること――を決議することを明らかにした。川内副委員長は、「この検定結果は未来永劫残るもの。沖縄県民の思いに応えるためでもある。再度しっかりと審議してもらいたい」と語った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.