トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/10/04
第2回南北首脳会談の共同宣言を受けて(談話)
記事を印刷する

民主党『次の内閣』ネクスト外務大臣
鉢呂 吉雄

 本日、平壌で開催されていた第2回南北首脳会談において、韓国の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日総書記は、朝鮮戦争の終結宣言に向けた関係国会議の開催や、六者協議の合意履行の努力、朝鮮半島の緊張緩和と平和体制の構築、経済協力等を内容とする共同宣言に署名した。
 
 朝鮮半島の平和と安定は、わが国をはじめ北東アジア地域の平和と安全に欠かせないことから、今回の合意を評価するとともに、今後一層の南北対話が進み、関係改善がはかられることを期待したい。
 
 一方で北朝鮮は、「日朝平壌宣言」にもかかわらず、核実験や弾道ミサイル発射を強行し、拉致問題についても不誠実な対応を取り続けている。朝鮮半島及び北東アジアの関係改善は、核・ミサイル問題や拉致問題の解決という大きな文脈の中で行われるべきである。
 
 政府は、このような観点の上に立ちながら、朝鮮半島の安定化に向けた流れを支えるとともに、北朝鮮の外交姿勢を注視し、国際間の合意が誠実に履行されるよう、働きかけていくべきである。

以 上

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.