小沢一郎代表は11日午後、党本部で崔天凱・駐日中国大使と会談、今年の日中国交正常化35周年と来年の日中平和友好条約30周年を契機に、両国の政治的信頼関係を強め、日中関係の長期的発展に努力することで合意した。
今月5日着任した崔大使は会談の中で、「民主党はいま、日本の政治で極めて大きな役割を果たしている。民主党の方々はこれまでも、中日関係の発展に努力してこられたが、この重要な時期に引続きご協力をお願いしたい。この面においても、小沢代表から是非お知恵をお借りしたい」と述べ、民主党との協力関係の強化に強い期待を表明した。
それに対し小沢代表は、民主党と中国共産党による「日中交流協議機構」の合意に基づき、12月に1000人規模の訪中団を派遣することを確認したうえ、「直接交流する非常にいい機会なので、できるだけたくさんの国民とともに伺いたい。今から楽しみにしている」と意気込みを語った。
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