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2007/10/17
「美しい国」4900万円のムダづかい 喜納昌吉議員が質問主意書で明らかに
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 喜納昌吉議員が5日に提出した質問主意書に対する答弁書が、16日に出され、安倍首相(当時)の「美しい国づくり」に総額約4900万円が費やされたことが明らかになった。

 安倍首相の退陣とともに、「美しい国づくり」企画会議は9月21日に解散した。企画会議等のため、内閣官房の「美しい国づくり」推進室などが支出した総額は約4900万円で、内訳は、人件費が専任の政府職員が5人、独立行政法人及び民間からの出向者が4人で約1600万円、事務所費が約3100万円などとなっている。

 喜納議員は、質問書を提出した理由を「安倍首相の『美しい国、戦後レジームからの脱却』といったものの言い方が、戦前の軍国主義国家に変えることではないかとの危惧があった。今回、税金のムダづかいではないかとの観点から質問書を出したが、安倍首相の目指した『美しい国』が危険な側面をもっていることを忘れてはいけない。沖縄戦で強制された集団自決の教科書検定意見の問題もあった」と話している。

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PDF 安倍前政権が掲げていた政策としての「美しい国」に関する質問趣意書
PDF 答弁書
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