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2007/10/18
テロを阻止する目的が機能しないテロ特措新法案に断固反対 輿石参院会長
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 輿石東参議院議員会長は、18日午後記者会見を行ない、政府・与党がインド洋の給油・給水活動に特化したテロ特措新法案を閣議決定したことについて、「我々は断固反対する。政府の新法案は給油活動のみと言っているが、現行法でやっていることとなんら変わっていない」と批判。

 また輿石参議院会長は「テロを阻止する本当の目的が機能していない」と指摘し、インド洋での自衛隊の活動内容が分からない点に関しても、「まず実態を明らかにしてから、しっかりとした審議をすべきである」と政府・与党の情報公開を行なわない隠蔽体質を厳しく非難した。今後の国会情勢を踏まえ、国政調査権や証人喚問、参考人招致などの要求で実態を明らかにしていく考えがあることを明らかにした。

 さらに、「テロの本当の原因は貧困と社会の格差である。鉄砲を持って力で抑えることではなく、民が豊かになるような国際貢献を我々はやらなければならない」との考えを示した。

 続いて輿石参議院会長は国民新党との参議院での統一会派に向けた準備に関して、「着々と進んでいる。恐らく来週までには実現するであろう」と語った

 最後に、要求していた常任委員会開会の冒頭での大臣所信表明について4つの委員会で執り行われた事も報告した。

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