トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2007/10/19
年金保険料流用禁止法案の審議促進し、防衛省疑惑を解明する 簗瀬委員長
記事を印刷する



 簗瀬進参院国対委員長は19日午後の定例記者会見で、年金保険料流用禁止法案の審議入り、防衛省疑惑解明プロジェクトチームの設置を発表した。

 簗瀬参院国対委員長は冒頭、民主党が9月14日に参議院へ提出した年金保険料流用禁止法案について、同日の議院運営委員会で、厚生労働委員会への付託が決定されたと報告。

 審議入りの意義について記者から問われると、年金保険料流用禁止法案について「政権を取った時に民主党が、対立を前提にしながら出していく本格的な議員立法」との認識を示した上、「いよいよ委員会審議のまな板に乗った。民主党が政権交代していくための歴史的な第一歩を示すことができた」と意義を語った。

 11月10日に設定された会期の前までに、衆議院で審議が可能な状況にするため、全力を挙げて取り組み、一刻も早い参議院での可決を目指す最も良い方法として、委員会に直ちに送ることにしたと説明した。

 簗瀬国対委員長はまた、予算委員会で指摘された燃料転用疑惑をはじめ、防衛省が関係した様々な問題が報道されている件に言及。「参議院テロ特別措置法に絡む防衛省疑惑解明プロジェクトチーム」を設置し、浅尾慶一郎議員(『次の内閣』ネクスト防衛大臣)が座長を務めると発表した。

 同日の外交防衛委員会で、浅尾議員が防衛省の守屋前事務次官の証人喚問を求めたことにも触れて「真剣に取り組まねばならない。様々な調査、整理もして、国会戦術を考える。来週から直ちに具体的な活動を開始する」と語った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.