トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2002/02/08
ツルネン・マルテイ参院議員が初登院
記事を印刷する



 大橋巨泉前議員の辞職に伴い繰り上げ当選となった参議院比例代表選出議員のツルネン・マルテイさんが8日、初登院した。

 10時に党本部に立ち寄り、鳩山代表や各フロアのスタッフに駆け足で挨拶して回った後、同30分に総務省で当選証書を受け取ったツルネンさんは、同40分すぎ、参議院議員面会所に到着。手続きを済ませて参議院正面玄関に案内されると、民主党若手議員らから「ツルネンさん、おめでとう」の言葉と大きな拍手で迎えられた。居並ぶ報道陣のカメラの前で職員に議員バッジを付けてもらう間、「興奮しますね」と紅潮した表情。カメラのフラッシュを浴びながら登院ボタンを押した。

 記者団に感想を求められたツルネンさんは、「長い間日本社会にお世話になったことを国会の中で恩返ししたい。私にとってこれは『ツルの恩返し』です。61年間のフィンランド、日本での生活のすべてを活かして人生の最後の仕事として頑張ります」と語った。

 今後の国会での活動の抱負を問われると、「3つだけ挙げると、1つは参議院の役割を『良識の府』に戻さなければなりません。その意味で参議院には党議拘束はいらないと考えますが、もちろん現在は党議拘束がある以上は、自分の意見と違っていても党としての決定には従います。2つ目は環境回復政策。議員立法で家庭の生ごみをたい肥やエネルギーに変えるリサイクルを義務づけたい。そしてもう1つは、もともと外国人であるという立場から、在日外国人が社会の中で日本人と同じように生活できるようにしたい。同時に、日本のすばらしさを海外に伝えるのも私の役目です」と語った。

 8日の午後の参議院本会議で紹介されたのち、実際の議員生活がスタートする。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.