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簗瀬進参院国対委員長は３１日午後、国会内で定例記者会見を行い、「民主党のプライオリティーは議員立法である」と明言。「参院選挙で国民の支持を得た『国民の生活が第一』の政策実現に向けて全力を尽くす基本方針は何ら揺るがない」と力強く表明した。
簗瀬参院国対委員長は、参院選での国民との約束である「年金保険料流用禁止法案」「農業者戸別所得補償法案」「被災者生活再建支援法案」の３つの法案に言及し、それぞれ趣旨説明、審議入りとの経過を説明。特に「被災者生活再建支援法案」については、衆院において既に自公提案の同趣旨のものがかかっており、１日に趣旨説明を行うとされていることを指摘し、法案の内容に違いがあるものの、結果として衆参両院においてどちらも成立しないということにならないよう「被害者、被災者救済のために全力を挙げる」との決意を述べた。
官僚の協力がない状況の中、続々と法案作成に追われる現状については「大変ではあるが、ひとつの時代をつくってきている実感がある」との手応えを表明。「今までは質問に立つ議員が個人プレーの中で準備してきた印象であったが、答弁者となる５人の議員がひとつのテープルで連携し、協力して準備する姿を見て、胸が熱くなる思いだった」と心の内を語った。
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