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2007/11/04
菅代表代行、大阪駅頭で民主党への支持を訴える
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 菅直人代表代行は、任期満了に伴い大阪市長選が告示された4日午前、大阪駅前で開かれた街頭演説会で、足を止め聞き入る多くの聴衆支持者らに向け、現在日本が抱える問題点を厳しく指摘し、こうした状況を変えるためにも民主党を応援してほしいと訴えた。

 演説の中で、菅代表代行は、厚生労働省による薬害肝炎問題や、防衛省の前事務次官の接待疑惑や給油量取り違え問題などを例として挙げ、「役人は自分達が責任を取らされるのが嫌で、都合の悪いデータなどを隠して、隠して、隠し続けてきた」と、その隠蔽体質を指摘。各省の大臣については「納税者の、患者の、そして多くの市民の立場に立たない大臣に(なるよう、官僚たちによって)半ばならされている」と官僚擁護の姿勢に傾く政府、閣僚を厳しく批判した。

 続けて、日本の一極集中の体質について、「何でもかんでも東京中心で、中央官僚の顔色を伺わないと物事が進まない政治を改革しなくてはならない」と述べ、さらに「国会が東京にあるのなら、(金融・経済の中心としての)銀行や証券会社の本社などが大阪などにあるというように、各地域のエネルギーを生かす政治を実現していかなくてはならない」と話し、「そのためにも是非、ここ大阪市民の皆さんには、ど根性と、その力を民主党に寄せてほしい」と力強く訴えた。

 この日の演説会には、民主党大阪府連代表の平野博文衆議院議員はじめ、長安豊衆議院議員も車上にあがり、それぞれ民主党への支持を訴えた。

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