小沢一郎代表は、党本部で7日夕記者会見し、4日の辞意表明の会見の際の「中傷報道に厳重に抗議する」との文面の撤回を求められ、撤回を拒否した上で、党首会談の話は人を介して2カ月前にあり、先月半ばにもう一度同じ人物から、会いたいとの呼びかけがあったことを明らかにした。
この席上で、福田首相も連立への決意が本物だと聞かされたことも明らかにし、代表から党首会談をもちかけた、連立を首謀したとの一部の報道を明確に否定した。
また、政権担当能力云々に関する点や、インタビューなどに応じ、透明性を確保すべきとする質問には、「誤解を招いているとすれば反省する。政権担当能力はそうしたご批判をいただいているという言い方を(4日の会見で)した筈」として、代表自らが党を政権担当能力のない党だと表明したものでないことを明らかにした。
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